本多ぶどう園12,1,2月の作業


一番長い期間行うのがこの剪定作業です。
そして巨峰の実のつき、豊作、不作はこの剪定作業がカギを握っています。
3月の枝を誘引するときに多いときは落とせるのでやや多めに残します。
時にはすわって下から枝を切る位置を検討したり、残した枝が多すぎないかなどと考える大事な時間です。タバコをすっていたときはこの時必ず1本ふかしたものでした。
動きが少ない作業ですので体は温まりません。首にマフラーを巻くと不思議と暖かいですよ。
サングラスは夕方以外は必ずかけます。ごみが目に入るし、一日中上を向いていますので紫外線対策です。
厳冬期を過ぎ2月下旬になると皮むき作業の始まりです。
皮の下の小害虫や、皮につく病原菌を水圧で吹き飛ばしてしまいます。
少し寒いでしょうが私の親父にがんばってもらっています。
以前はのこぎり鎌を改良したものを使っておりましたがここ何年かはこのように高圧洗浄機を使っています。コイン洗車場のノズルの先から『バーッ』とでるやつあれと同じです。
栽培環境を整えることで薬剤散布回数が少しでも減ってくれれば良いなと思います。
何年か皮を剥かないとこのように皮でごわごわになってしまいます。これでは虫も隠れやすいですね。
皮を剥いた後は右の画像のようにつるつるです。ちょっと寒いかもしれませんね。
2月下旬にタンポポの花を1輪みつけました。
寒い寒いと思っていても春が近くまできている気がしました。